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私が不妊鍼灸をしている理由

2018.12.03

そもそも、ようこ先生は何故不妊鍼灸をしているのですか?
そんなことを聞かれることが多いので、書いてみようとおもいます。

まずは、私自身が鍼灸師になろうと思ったきかっけをお話させてください。

私が鍼灸師を志した理由は2つ、まずは、自分の子宮内膜症を治したいという思いからです。
20代から子宮内膜症を発症していた私は、その時の担当のドクターから
「子宮内膜症は妊娠しにくいから早く妊娠しなさい」とか「昨日、セックスしたんか?セックスするから痛くなる!」など
セクハラなことを言われていて、情けなくて、悲しくて婦人科疾患で悩んでる人の心に寄り添った治療院を、いつか自分で作ったる~!と、思っていました。

2つ目は、27歳で離婚したことを期に、手に職をつけて、一生できる仕事をしたかったからです。

27歳から鍼灸師の養成学校に通い、3年後の国家試験に合格。30歳で鍼灸師としてデビューしました。
そしてすぐに再婚し、人生ではじめて子どもが欲しいと思ったらやっぱり子宮内膜症で妊娠しにくかったのです。

6か月のタイミングで無事妊娠したものの初期の流産を経験しました。
流産後は、子宮内膜症や線筋症が悪化、婦人科の手術も経験しました。

そのころに、京都の師匠のところに治療に行かせてもらえたんです。
婦人科の手術後で、体外授精をしてる頃でした。
そしたらね、師匠がこう言うのです。
「あ~、漆原ちゃん、キレイに手術してもらってるね、良かったね!」(婦人科の手術のことね)
この時、「あぁ、ここへ来てよかった」と心の底から思いました。
ほんまに嬉しかった~♡

たいていの鍼灸師って、手術とか嫌うんですよね、西洋医学を真っ向から否定する鍼灸師もいます。
でも、師匠はそんな事、全然言わなかった。
とにかく良い言葉、明るい言葉を普通にさらっと言ってくれる。

さらには、まだ、妊娠の「に」の字もないころに
「赤ちゃん生まれたら、母乳の鍼においで!」とおっしゃいます。(母乳がよく出る鍼があるのです)
師匠に何が見えていたのかわかりませんが、「漆原ちゃんは、お母さんの雰囲気あるから大丈夫だからね」とか言うのです。
この時の師匠の言葉は、たとえ嘘でも、私には嬉しいものでした。

不妊治療をしていた私は、不安や焦り、自己嫌悪といった得体の知れない不安の中にいました。
心もガチガチに緊張していたけれど、体も同じようにガチガチに緊張していたはずです。
そんな私の身心を、師匠の雰囲気や言葉、鍼灸の持つ力が少しずつ溶かしていったように感じます。

師匠のところで鍼灸をはじめてから、みるみる元気になり、心も前向きになりました。
施術を受けてすぐに、お尻や下腹のお肌が、ツルツルになったことにはおどろきました!
(体の深部の血流が改善すると、皮膚の状態も良くなるんですよ)
「鍼灸ってこんなにも効果があるんだ!」と心の底から思いました。

師匠の鍼灸院へ行って、人生でこんなに安心したことなかったかもしれない、、、、
というぐらい安心させてもらいました。

もしかしたらね、嘘かも知れない、、、師匠の言葉は。
だって私が妊娠する保障なんかどこにもないわけですよね。でも、それでもよかった。
師匠が元気づけてくれた、安心させてくれた、と心の底からホッとしたのです。

このころに、私も師匠のような鍼灸師になりたいな~
と思って、子宝鍼灸師として本格的に活動をしてきました。

なかなか妊娠しないということで、ようこ鍼灸院にお見えになったお客様の心と体をゆるめることが私の使命だと思っています。

もちろん、当院の不妊鍼灸は心を緩めるだけではありません。
最新の不妊医療や基礎医学もしっかり勉強し、体を変化させることにもこだわりながら、心の変化にも寄り添います。

私も辛い思いを持っていたから、不妊治療をしている女性の気持ちが痛いほどわかります。
だからこそ、どうか心にゆとりをもって不妊治療に挑んでください。
あの時、師匠にもらった安心と、鍼灸施術を受けた感動をみなさまにも体感していただければ嬉しいです。

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