2019.01.31
ここ最近、急に寒くなったので風邪やインフルエンザが流行っているようです。みなさんもお気をつけくださいね。
妊活をしている女性は
着床時期に風邪をひいてしまい大切な受精卵に影響がないか、心配になっている方も多いと思います。
体外受精や顕微授精をしている方は移植時に風邪をひいてしまわないか、
特にこの季節は、神経質になっておられるのではないでしょうか?
今日は受精卵の着床時に、風邪をひいたりしても心配がないものなのか?
お客様に質問をいただくことが多いので書いてみようとおもいます。
着床は、卵巣から排卵された受精卵が、卵管という細い管のような器官を通過し
子宮内に到達し子宮内膜にめり込むことでおこります。
これは、排卵から5~7日後に起こります。
人工授精をされている方なら人工授精をした日から5~7日後
体外受精や顕微授精にチャレンジされている方は2通りあり、
胚盤胞を移植された方は、移植したその日か次の日に着床することが多いです。
3日目初期胚を移植した方は、移植した日から2~4日目に着床が起こっているはずです。
着床時期のお客様から以下の質問メールをいただいたので、
参考になればと思い、一部掲載します。
***(以下質問内容)***
こんにちはー
大事な時期なのにとうとう風邪をひいてしまいました。
昨晩排卵検査薬で一応、陽性が出たんでタイミングは取りました。
でもこんな時に風邪ひいてしまって着床ってどうなんですか?
教えて下さーい
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***(当院からの返信)***
風邪をひいても、受精から着床へはきちんと進むときは進みます。
不妊クリニックでは、風邪だからと受精卵の移植を延期することはほぼないと
私の通っていた不妊クリニックから説明を受けました。
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大事な着床時期ですが、風邪をひいても大丈夫みたいです。
着床については、最新の医学でもよくわかっていない部分が多いと言われる分野ですが、
免疫に関することがかかわっているかもしれない、ということも分かってきているようです。
「着床時期に風邪をひくと、体内の免疫機構が変化して
妊娠するのにプラスに働く可能性もあるかもね。」
そんなお話を、私が通っていた不妊クリニックのドクターはお話されました。
実際にデータが出ているわけではないと思うのですが……
大切な着床時期ですので、あまり心配しすぎないで
万が一、風邪をひいてしまっても、ゆっくり過ごされてはいかがでしょうか?
なかなか妊娠しないとお悩みならあなたも不妊鍼灸をうけてみてくださいね
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